2003.4 文学部地理学科
卒業論文について
卒業論文は4年間の勉強の集大成です。大学生活に悔いを残さないよう、4月からその完成に向けて努力して下さい。卒業論文の提出以前にも論題の提出が必要であり、論文執筆には大学・地理学科で定めた作成要領があるので、文学部の『履修要項』(p.25〜27)、以下の「手引」、中表紙・本文の作成例をよく読んで、間違いのないようにして下さい。
卒業論文の指導には地理学演習Uの担当教員があたりますが、規定の上では地理学演習U(4単位)と卒業論文(8単位)とは別科目です(いずれも必修科目です)。一方が合格でも他方が不合格ということもあります。その場合には卒業できませんので注意して下さい。
卒業論文作成の手引
●卒業論文提出の手続き
1.論題提出期間 5月26日(月)〜6月10日(火)正午
教務部窓口で「卒業論文論題届」の用紙をもらい、指導教員の印を受けて提出する。
2.卒論提出期間 12月1日(月)〜10日(水)正午
卒業論文提出時の論題(副題を含む)は、あらかじめ届けた論題のとおり、一字一句正確に記入する。届け出てある題目と違う場合や、枚数・書式などの作成要領に合わない場合は、教務部の窓口で受け付けられないので注意すること。論題の変更には手続きが必要なので、題目は事前に指導教員と十分に相談して決定すること。
●卒業論文の体裁・様式
卒業論文は日本語または英語で作成しなければならない。ワープロによることが原則だが、例外的に日本語の場合には手書きでも可。英語の場合にはワープロ作成によらなければならない。
1.本文
@ワープロ作成の場合
用紙:A4判白地用紙を使用する。印字が劣化しやすいので、感熱紙の提出は認められない(コピーして提出する)。
枚数:15枚以上。用紙1枚のうち文章が5行以下で、他を図・表等が占める場合は1/3枚に換算する。中表紙・目次は独立頁とし、枚数に加えない。
書式:用紙を縦置きにし、横書きする。用紙1枚は、日本語の場合には、1,050字(全角35字×30行)を目安に設定し、周囲の余白(マージン)は上30mm,下25mm,左30mm,右20mmを目安とする。英語の場合には、上記のマージンをとって、1枚が約300wordsになるよう設定する(1行の字数および行数はワープロソフトによって異なる)。
文字サイズ:論題など特別な箇所を除き9.6〜12p(ポイント)とする。
ページ番号位置:下段中央
注・文献:注釈、文献・資料等の表示は、日本語卒論の場合には、日本地理学会の『地理学評論』か、人文地理学会の『人文地理』の最新の執筆要領による。英語卒論の場合には、『地理学評論』の英文原稿執筆要領による。
章・節の改行:改行間隔は章2行、節1行を目安とする。
A手書き作成の場合
用紙:A4判指定原稿用紙(400字+脚注付)を売店で購入する。
枚数:文章・図・表等を合わせて40枚以上。中表紙・目次は独立頁とし、枚数に加えない。
書式:横書き。黒インク系の筆記具を使用する。
ページ番号位置:右上
注・文献:注釈、文献・資料等の表示は、日本地理学会の『地理学評論』か、人文地理学会の『人文地理』の最新の執筆要領による。
2.表紙
@A4指定ファイル(売店で購入、赤色)を使用し、論題等の記入は文学部『履修要項』の体裁−Bによる。英語卒業論文の場合、表紙・中表紙は、英語の論題以外はすべて日本語によること。論題等のワープロ印字貼りつけも可。ただし、はがれないようにする。
A中表紙は、科目名(地理学科卒業論文)、指導教員、論題、学部・学科・学年・学生番号、氏名を、参考例をもとに明記する。
*ワープロ原稿作成の場合は、中表紙および本文の作成例を参照すること。
さらに詳細な作成上の注意については、指導教員の指示を受けること。