村山ゼミが深谷市の渋沢記念館などを訪問
「企業と社会」を専門としている村山元理ゼミナールの2,3年生の11名と教員を合わせた12名が、ゼミ旅行で埼玉県深谷市の渋沢記念館などを訪問しました。演習(ゼミナール)でのバス旅行には大学からの援助があり、学生たちはより少ない負担で遠出のバス旅行に参加できました。ゼミ開設2年目の村山ゼミでは、初めてのバス旅行の企画でした。コロナ禍の中で宿泊合宿はできず、日帰りの旅行は2021年8月18日に実施されました。
渋谷駅近くに集合し、バスは関越道にはいり、およそ3時間で深谷市につきました。今回のゼミ旅行の目的は、日本の資本主義の最高指導者とされる渋沢栄一の足跡をその故郷に行くことで学ぶこと、さらにゼミメンバーの懇親を深めるためでした。
深谷市ではまず、深谷市立の渋沢栄一記念館で、その足跡を学ぶことができました。2階には実物大の渋沢栄一アンドロイドがあり、論語と算盤について語っていることに学生たちは興味深く聞き入りました。記念館の裏手には巨大な渋沢栄一銅像がありました。
記念館から徒歩ですぐの所に、旧渋沢邸「中の家」(なかんち)がありました。屋敷の裏手には巨木もあり、川が流れていて、栄一の雅号である「青淵」由来の池も見ることができました。
バスに戻ってから、「道の駅おかべ」で分散して、ランチをとり、買い物もすることができました。深谷市はネギで有名ですが、瓦の生産でも有名で、物産センターの屋根の瓦が立派であることが注目されました。
最後の目的地は、埼玉県初のドラマ館である「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」です。深谷市の市役所の近くにあり、深谷虎扑nba,虎扑足球センター?深谷公民館の施設を利用したものでした。多くの映像や写真、ドラマで利用されている品々が展示されていて、学生たちにとっては最も刺激を受けた参観となりました。ドラマ館の外で、1万円札となる渋沢栄一と写真をとれました。ここには物産館もあり、お土産を買いたすことが出来ました。
コロナ禍で移動の自由が制限されている中で、最大限の感染予防策に従いながら、無事に帰路につけました。久しぶりのバス旅行に全員が大きな収穫を得た一日となりました。
最後に参加した経営学部3年の学生の感想文を掲載します。
「今回、埼玉県の深谷市にある渋沢栄一記念館とドラマ館に行ってきました。ゼミに入って初めての旅行ということで日帰りではありましたがとても充実した日を過ごすことができました。最初は楽しいのかなあと思っていましたが、行ってみたら全然そんなことはなく渋沢栄一のこれまでの功績に驚きました。またバスに乗ってみんなとどこかへ行くことが久しぶりだったので遠足みたいな気分で最初から最後まで楽しかったです。また機会があれば行ったことのないところへ行ってみたいと思いました。」
(M.M.)