選択と集中 ~経営学部卒業生 小嶋雄介氏が講義~
11月29日のベンチャー企業論Bでは、Macbee Planet 創業者の小嶋雄介氏(2008年経営学科卒)を招聘し、講義していただきました。
2008年に経営学科を卒業され、中古車販売ディーラーに就職。退職後に自分の関心のある領域の人に次々と会い、2015年に株式会社Macbee Planetを創業。創業から5年後の2020年に東京証券取引所に上場させました。
小嶋氏は後輩となる学生に選択と集中の大事さと時間の使い方について語ります。
私たちの人生は約4,000週。ぼーっとしていればあっという間に終わります。しかし、先天的な能力がなくても、10,000時間をつかえば、その道のプロになります。だから時間の使い方が大事だといいます。特に20歳以降の生き方は、それまでの19年間とは大きく異なります。たとえば、就職活動では「強み」や「個性」を問われますが、多くの人がそれを見つけられずに苦労します。その理由は、これまで皆と同じ教育を受け、同じ時間の使い方をしてきたからです。小嶋氏の起業から成功への過程の始まりは広告事業が面白いと思えたところにありました。いくつものやりたいことを検討し、多くの人に会いましたが、そのために多くの時間を使いました。
自身の経験から、時間を活かすために必要な3つのステップを説明しました。「(1) 興味のあることを書き出す」「(2) その分野で10,000時間を費やしている人に会う」「(3) 自分が最も心動くもの(コト)を明確にする」このステップを紹介し、「夢や熱狂を持ち、それに時間を集中させることが、充実した人生への鍵です。最高の人生を歩んでください」と私たちにエールを送りました。
どうもありがとうございました。
「社会人として最も重要な考え方 経営学部OB Macbee Planet小嶋代表講義」