陸上競技部

DATE:2024.10.12陸上競技部

【陸上部夏合宿インタビュー特集】Vol.6 篠原倖太朗

昨年の出雲、全日本を制し、二冠を達成するも、箱根を準優勝で終え、三冠へのリベンジを誓う駒大陸上部。コマスポでは、来たる駅伝シーズンに向け、夏合宿中に注目選手、監督へのインタビューを行った。
6日目の今日は、今シーズンの主将としてチームを引っ張り、9月には5000メートルの室外学生新記録を樹立するなど、エースとしても活躍する篠原倖太朗(地4)のインタビューを紹介する。

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(撮影:若山穂乃佳)

ーートラックシーズンを振り返って
「日本選手権(10000m)で3位以内を目標にしていたので、5位という結果は悔しかったが、入賞できたことは最低限良かったと思う。また、5000mでも13分20秒台に入れたことも良かった」

ーー1次合宿と2次合宿のここまでの様子は
「1次合宿を野尻で行ったが、あまり良い状態ではなかった。志賀に入ってからは雰囲気が良くなり、練習の消化率も上がってきている。少しずつではあるが、みんなが駅伝に向けて準備ができているかなと思う」

ーーチームを引っ張る立場としてこの合宿をどのようなものとして捉えているか
「まずは出雲の6人を揃えることに重きを置いて合宿を行っていた。また、全日本、箱根からは人数も増えるので、戦力を少しずつ底上げできるように合宿を始めた」

ーー全体合宿に自身がいる意味合いをどのように捉えているか
「練習を引っ張るところや、主将がいないと練習が締まらない場面があるため、今回海外合宿の話もあったが、チームに残る決断をした」

ーーチームに残ったことで、何か還元できていると思うところはあるか
「前回の選抜合宿で、距離走をチームの上下関係なく行った時、下のチームで普段行っている後輩たちが『篠原さんと行えることがうれしい』や『篠原さんがいると練習につける』と言われたことがよかった」

ーー合宿中に起きた面白いエピソードは
「熊が出たと思ったら同期の小牧波亜斗(現4)だったこと」

ーー主将になって半年以上経つが、チームメイトのここに助けられているという場面は
「同期は本当に助けてくれる。前半はパリ五輪の関係などで席を空けることが多かったが、副主将の亘理魁(地4)を中心にチームを引っ張ってきてくれたのでとても助かった」

ーー期待している後輩の選手は
「今、伊藤蒼唯(政3)が自分と練習していて、少し苦しそうだが、我慢して行っている。また、桑田駿介(経1)がしっかり食らいついてAで練習しているので、この2人は良い結果が出て欲しいと思っている」

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桑田、伊藤と練習に励む篠原(写真中央)
(撮影:大塩希美)

ーー最後の夏合宿になるが
「もう終わって欲しい(笑)」

ーー駅伝シーズンに向けて
「強い先輩たちが抜けて、前半シーズンで良い結果が出なかった分、後半で巻き返さないといけないなと思っている。応援してくれている人たちの期待に応えられるよう頑張りたいと思う」

執筆者:大塩希美

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