硬式野球部

DATE:2024.09.11硬式野球部

打線が繋がり15安打8得点で勝ち点獲得!

240913 1-1
リーグ戦初本塁打を放った渡邊怜(撮影:大岸颯太)
240912 1-2
相手打線を完封した髙井(撮影:大岸颯太)

240912 1-3
リーグ戦初安打を放った遠渡(撮影:大岸颯太)
240912 1-4
2日連続で適時打を放った知花(撮影:大岸颯太)

東都大学野球秋季2部リーグ対国士大2回戦が9月11日、駒沢公園硬式野球場で行われた。

結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

チーム/回123456789
国士大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
駒大 0 5 1 0 0 2 0 0 0 8

◆打者成績
守備位置選手 (学年=出身校)
1 [8] 工藤 (4年=弘前南) 5 2 1
[8] 三方 (4年=創志学園) 0 0 0
2 [5] 平井 (4年=日本航空) 4 1 0
3 [8] 知花 (1年=沖縄尚学) 4 2 2
PH→[9] 網治 (2年=筑陽学園) 1 0 0
4 [D] 原 (3年=中京大中京) 4 1 0
PH→[D] 渡邉旭 (3年=仙台育英) 1 0 0
5 [7] 出村 (3年=星稜) 4 1 0
[7] 小林 (3年=豊川) 0 0 0
6 [3] 柳野 (4年=大阪桐蔭) 3 2 0
7 [6] 遠渡 (1年=豊川) 3 1 0
8 [4] 角田 (4年=昌平) 2 2 1
9 [2] 渡邊怜 (1年=相洋) 4 3 3

◆投手成績
投手 (学年=出身校)球数被安自責
髙井 (4年=広島商業) 9 98 33 4 0

打線は2回裏、1死満塁のチャンスで⑧角田蓮(法4)の右犠飛で先制する。続く⑨渡邊怜斗(法1)、①工藤波音(政4)の連続適時打、相手の遊失でこの回5点を追加し、さらに3回裏にも1点を加えリードを広げる。6回裏⑨渡邊怜の左越本塁打、1死三塁のチャンスで③知花慎之助(法1)の中前適時打で2点を追加し、8点リードする。先発の髙井は相手打線を4安打に抑える好投で完封勝利。今季初の勝ち点を獲得した。

◆戦評

前日の乱打戦を制し、流れをそのままに勝ち点を獲得したい国士大2回戦。試合はまたしても序盤から動く。

2回裏、1死から⑤出村夢太(法3)が相手の失策で出塁すると、⑥柳野友哉(社4)の左安、リーグ戦初出場の⑦遠渡真輝人(仏1)のリーグ戦初安打となる左安で1死満塁のチャンスを作ると、⑧角田の犠飛で先制する。⑨渡邊怜、①工藤の連続適時打、②平井の遊失、③知花の適時打でこの回5得点。

3回裏、先頭の⑤出村が中安で出塁すると、⑥柳野の犠打で走者を進める。⑦遠渡は右飛に倒れるも⑧角田が四球で出塁し、2死一、二塁のチャンスで⑨渡邊怜の適時打で追加点。

6回裏、先頭の⑨渡邊怜がリーグ戦初の左越本塁打でさらにリードを広げる。①工藤が二塁打で続き②平井が犠打で走者を進め、③知花の中前適時打で追加点をとり、8点をリードする。

先発の髙井は、相手を緩急を上手く使う投球で、4安打に抑え、98球で100球以内に相手を完封するマダックスを達成。今季初の勝ち点を獲得した。

◆インタビュー

◆髙井駿丞(経4)

ーー初登板での投球、どの辺りが良かったか
「全体的にストライクから入れたことが良かった。相手に気持ちよく打たせないような球を投げることができた」

ーー特にどの球が良かったか
「特別何が良いという訳ではないが、カウント球を取りたい場面で取れていたのが良かったと思う。」

ーー春に悔しい思いをしたと思うが、夏はどのようなことに力を入れたか
「力強いストレートを投げないことには自分の良さが出ないと思ったので、強いボールを投げられるような取り組みをしてきた」

ーー具体的な取り組みは
「ウエイトトレーニングや助走をつけて思い切り投げること。そういう、体全体使って速い球を投げる練習をした」

ーー今日の試合で夏の成果を感じられる場面はあったか
「今日が初めての登板で、硬くなりながら投げている割には、いつもよりしっかりと投げれている感覚があった。もう少し投げていくにつれて、力強さが出てくると思う」

ーー春までは1戦目の先発で、秋は3戦目からの登板だったが、悔しさはあるか
「悔しさがあるというより、自分の置かれた場所で実力を発揮しようと思った。まず、仲井が良い球を投げていたので、自分が出た時に結果を残せるようにしようと臨んだ。悔しさよりも準備をしようという気持ちが大きかった」

ーー2部リーグ優勝、1部昇格にむけての意気込み
「下級生は下級生らしく、1、2年生はアグレッシブにやっている。3、4年生として頼れる存在になりたい。1、2年が、先輩たちが出てきたらなんとかしてくれるという気持ちになれるようにしたい。そうした先輩になることで、1部昇格に繋がると思う」

◆柳野友哉(社4)

ーー開幕3連勝、チームの雰囲気はどうか
「昨日の試合も自分たちがいつも通りできていれば、大差で勝てた試合だった。これが昨日の反省点で出てきた。今日は大差をつけて勝つ良い試合ができて、反省を活かすことができた」

ーー春に悔しい思いをしたと思うが、夏の間チームで力を入れたことはなにか
「厳しさをもつこと。みんなを甘やかさず、自分に厳しく、人にも厳しく、全員で言い合った。」

ーー3連勝ということで、夏の成果がでたか
「成果が出てきていると思う。目標は1部リーグに戻ることなので、ここで満足はしてられない。まず勝ち点を今日取れたことは大きい」

ーー今日は2安打ということで、自身の調子はどうか
「だいぶよくなってきた」

ーー自身の夏の取り組みは
「主将という立場なので、チームのために、自分に厳しくした。みんなに胸を張って言えるような行動を意識して練習に取り組んだ」

ーー特にウエイトトレーニングではなく、チームのことをメインでやってきたのか
「ウエイトトレーニングもやっていたが、やはり一番はチームに重きを置いたこと」

ーー2部リーグ優勝、1部昇格にむけての意気込み
「個人で言うと、春は全試合に出ることができなかった。なので、全試合に出場し、貢献してチームを引っ張りたい」

執筆者:武藤亘輝

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