田中晴瑛 3×3 U21日本代表選出!
日本バスケットボール協会が6月21日、 3×3男女U21日本代表を発表し、駒大から田中晴瑛(営3)が選出された。田中は1年生のころから試合に出場し、今年度からは副キャプテンを務めている。加えて大学バスケのほか、5人制バスケでB2リーグに所属する越谷アルファーズの3人制チーム「ALPHAS.EXE」でプロとしても活躍。大学とプロの二刀流で技術を磨いてきた。4月下旬に行った取材では「3×3で、アンダーカテゴリーの日本代表にぜひ入って、日本代表を背負いたい」と話し、その後代表合宿にも参加。有言実行の選出となった。なお、田中は6月23日~29日に中国?邯鄲市で行われる「FIBA 3×3 U23 Nations League 2023 - U21 Asia-Pacific」に出場する。今回は、当時の取材内容と共に、選ばれた時の気持ちと意気込みを紹介。
――高校時代は市立船橋高校のキャプテンを務めていた。部内で虎扑nba,虎扑足球が広がり、引退試合となるウインターカップ辞退になってしまったと思う。どのような気持ちだったか。
「シンプルに悔しかった。やるせない。どこにこの気持ちをやっていいか分からない」
――乗り越えるために
「時間が解決してくれたという感じ」
――キャプテン経験は現在に活きているか
「高校の時に初めてキャプテンをやって、それが今のリーダーシップにかなり活きている」
――バスケはいつから始めたのか
「小2。友達に誘われて始めた」
――駒大を選んだ理由は
「自分のことを熱心に誘ってくれたから」
――今年度からは副主将を担っていると思うが、自分はどのような役割か
「チームをすごいまとめるみたいな役割はない。チームに対して、自分が思っていることや何が悪かったなどを伝えるようにしている」
――大学に入って自身が成長したという点は
「競技に対して、考え方などを自分から学ぶようにしたのが1番変わった点」
――今のところ、一番印象に残っている試合は
「昨年度の秋季リーグの東洋大戦の2巡目」
――理由は
「1番気持ちが入っていた。1巡目で結構ぼこぼこにやられて、ちゃんとやり返さないといけないと思っていた」
――試合では積極的にコミュニケーションをとっているように見えるが
「先輩にも自分の思っていることを伝えるようにしている。先輩も優しいのでちゃんと聞いてくれる」
――「ALPHAS.EXE」でも活動していると思うが、なぜトライアウトを受けようと思ったのか
「大学だけでやっていても、他の環境に入れないと思った。いい機会だと思って飛び込んでみた」
――プロチームでの活動は刺激を受けるか
「はい。かなり。オリンピアンなどもいるので、すごい強度でできている」
――部活とプロチームの両立はどのようにしているのか
「大学がある時は基本的に大学の練習だが、授業がない時は、午前中大学で練習をして、午後3×3の練習をする」
――越谷までいくのか
「東京でやることもあるが、だいたい埼玉」
――試合は被らないのか
「大学の試合とかぶったら、大学優先。大学の練習とプロチームの試合だと3×3の方に行く」
――3×3と5×5だと何が違うと思うか
「やっぱり展開の早さ。5×5では見れないスピード感がある」
――自身の強み
「冷静に判断できるところ。あんまりパワー系ではないので」
――大学では誰と仲良が良いのか
「Bチーム」
――今後の目標は
「5×5では大学で1部リーグに上がれるように。3×3ではアンダーカテゴリーの日本代表にぜひ入って、日本代表を背負いたい」
――目標にしている選手は
「越谷アルファーズのチームメイトである小沢峻さん」
★田中と特に仲が良いという藤岡 大翔(経3)と本多瞬(仏3)に印象を聞いた。
藤岡
「落ち着きがあって冷静。チームをまとめる力がある人。シュートも正確。バスケに詳しいので、みんなを動かせる力があって、説得力がある。めちゃめちゃバスケ熱心。」
本多
「性格はめっちゃ子供で。バスケの時はしっかりしているが、普段の生活は誰かと一緒にいたいと甘えん坊。料理をしたくないから、料理をさせるためだけに人を家に呼ぶ。カレーを一番作る」
★3×3 U21の日本代表選出を受けて
――選ばれた時の気持ち
「素直に嬉しい気持ちが1番。目標でもあったので選ばれて良かった」
――意気込み
「初の国際大会で、緊張することもあると思いますが、自分のやるべきことにフォーカスして、楽しみながらプレーしたいと思います!」