サッカー部

DATE:2022.05.16サッカー部

得点力爆発で3発快勝!リーグ戦5戦目にして今季初の勝ち点3獲得!

JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 第6節?順大戦が5月14日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

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先制点をあげた小島は喜びを表した (撮影:三塚結衣)
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途中出場から追加点をあげた近藤
スコア
☆駒大 3-0 順大
得点者
20分 [駒] 小島 心都
77分 [駒] 近藤 稜真
87分 [駒] 欠畑 魁星
メンバー

ポジション 

背番号 氏名
GK 1 深澤 颯人[4年=武南高]
DF 30 藤田 和也[2年=長崎総科大附高]
4 鷹啄 トラビス[3年=市立船橋高] (→86分:3 小針 宏太郎[3年=鹿島Y])
5 相澤 佑哉[4年=熊本Y]
33 小林 栞太[1年=鹿島Y]
MF 2 塚原 舜介[4年=前橋育英高]
7 須田 晃輝[4年=前橋育英高] (→68分:25 欠畑 魁星[2年=盛岡商高])
8 小島 心都[3年=湘南工科大附高]
6 篤 快青[3年=広島県瀬戸内高] (→63分:24 近藤 稜真[3年=岡山学芸館高])
FW 27 飯野 智也[4年=湘南学院高] (→33分:ウォー モハメッド[4年=三浦学苑高])
19 松本 ケンチザンガ[3年=浦和東高] (→89分:9 本吉 利安[3年=千葉U-18])
SUB 31 GK 永田 陸[1年=大成高]
12 DF 細川 竜征[4年=駒大高]
35 DF 後藤 康介[1年=相洋高]
14 MF 髙橋 優斗[4年=前橋育英高]

虎扑nba,虎扑足球の影響により活動停止となっていた駒大。活動再開後初の公式戦となる順大戦との一戦に挑んだ。

約1か月ぶりのリーグ戦。布陣を4-4-2に戻し、スタメンを7人入れ替えるという大胆な変更をして臨んだ。189cmの長身を誇る松本や、右サイドハーフで今季初のスタメン出場となった塚原を中心に縦に速い攻撃で順大ディフェンスを押し込んでいく。20分、センターバックの鷹啄が敵陣深くまで飛び出してボール奪取。勢いそのままに左足でクロスをあげ、松本が頭で合わせるもシュートはクロスバー。しかしこぼれ球にいち早く反応した小島が右足でのダイレクトボレーを決め先制に成功した。リーグ戦5戦目にして初めてセットプレー以外で得た得点を守り切り前半を1-0で終えた。

後半はお互いにシュートを打ちあぐねる展開。63分に近藤、68分に欠畑と立て続けに攻撃的なカードを投入。すると77分、深澤のゴールキックを松本が頭でそらしたボールが近藤のもとへ。ボールを受けすぐさまシュートを放つと、ポストに当たるもゴールに吸い込まれて追加点。87分には十八番のコーナーキックから塚原がヘディングシュート。ボールはクロスバーに当たるも欠畑が押し込んで試合を決定づける3点目。交代策が的中した駒大は3-0での快勝でリーグ戦初勝利を収めた。

次節は5月22日、延期代替開催分の国士大戦に臨む。

◆秋田浩一監督

――今日の試合を振り返って
「気持ちがこもっていたし一生懸命やれたし、それで勝てたので良かったと思う」

――約1か月ぶりの試合となったが
「修正は特にしていないというか、もともと去年より長けている選手がそんなにいるわけではないし経験値が少ないので。だからやること、要するに両サイドを使ってバックラインの裏にボールを入れようというのは、足が遅いとか速いとかドリブルが上手いとかではなくて、それを徹底してやっていこうというのはあった。それをボカンと蹴るのではなくタッチ数の少ないパスで前に運んでいこうという練習を徹底してきた。それと、昔はそんなことなかったが、すぐ前から追うとバテちゃうので前からファーストディフェンスに行くけれども、しっかり(体勢を)整えてから上手くディフェンスをやっていた。あと、人もボールも動くというのがウチのやり方だが、そこは個人のメンタルの問題なので。疲れていてもキツくても遅くても速くても(体が)大きくても小さくても一生懸命走ってボールを追いかけられるかというところなので。その点では今日は順大よりはできたのではないかなと。技術的なことを言われると勝てないので、走力とかそういったところで勝っていかないと。それをみんな今日は戦って出来ていたと思う」

――今まであまり使っていなかった選手の起用が目立ったが
「調子の良い選手を使おうというのが1つと上級生を頑張れるところまで使おうというのが1つ。あとコロナがあったので多く休んでしまった選手は外した。ちゃんと練習をやれた人を上手く使っていったという感じ。あと1週間あればそうでもなかったと思うが。まあみんなそれなりに自分で工夫してやっていたみたいなので。その中で上級生が4年間やってきて信頼関係があると僕が思ったので使ってみた」

――リーグ戦過去4戦との違いは
「さっきも言ったように『徹底してやる』ということ。例えば真ん中でヘディングに何回負けても、それを負けたからといって変えるのではなく徹底してやっていくということ。相手も来ると分かっていても何回もやっていくうちにバテもくるだろうし。そこを徹底してやれたというのが今までと違って良かったのではないか」

――塚原舜介(経4)が非常に良く見えたが
「今日は良かったと思う。もともと身体的な能力もあるし走力もあるしロングスローも投げられるし。ただ、サッカーIQというか瞬時に色んなことが判断できないというか。やっていくうちに段々慣れてきたので、色んなことにトライしてダメでもまたかんがえてやれば随分良くなると思う。運動量があるので今はあそこ(サイドハーフ)がベストかなと思う」

――次節に向けて
「今日勝たせて頂いたというか勝ち点3をあげられたので、来週もっと大事な試合になると思う。来週勝てば上をみられるようになってくると思うので、是非勝ちにこだわってやりたいと思う」

◆相澤佑哉 (法4)

――今日の試合を振り返って
「前半、自分たちが徹底してやるというプレーで押し込んで数回チャンスを作れたなかで先制点をとれた。まあ後ろも危ないピンチはあったが、そこを全員、ゴール前で体を張るというところや守備というところで良く守り切れた。後半はやること変えずに90分徹底した結果、2点とることが出来て、後ろは0という形で終われて良かったと思う」

――クリーンシートとなったが
「試合のない期間でゴール前での強度やピッチのエリアごとの守備を徹底して意識づけしてやっていた。それが上手く生きた結果、無失点に繋がったのではないかと思う」

――守から攻への形が上手くハマっていたように見えたが
「ボールをとった時に、まず初めにサイドの裏だったり相手ディフェンスの裏だったりを狙うというのをずっと徹底して練習してきた。それが上手くいった結果いい流れが出来たと思う」

――全日本大学選抜トレーニングキャンプに参加した感想は
「レベルの高い人たちと一緒にサッカー出来た。自分の役割というのは技術面というよりは人より走るというところで必要とされているというか、自分がやらなきゃいけないのはその部分だと思うので、選抜の中でもそこで違いを出せるように意識していた」

――サイドバックとセンターバックどちらがやりやすいか
「自分のなかでどっちがやりたいという優先度はなくて、チームチームで求められているポジションをこなしたいという思いが1番大きい。自分の強みは守備やスピードだと思うので、サイドバックにしろセンターバックにしろカバーだったり対人の1対1だったりが大事になってくると思う。これは本当に自分の中でどっちというのはなくて、与えられたポジションをこなすという感覚。」

――鷹啄トラビス(法3)が前に出てカバーに徹するというのを意識しているのか
「そうですね。ゴールキックはトラビスのヘディングというストロングポイントが生きるので、そのカバーというのは特に意識している」

――次節に向けて
「今日は1勝できたが、ここから勝ちを積み上げていくのが一番大事なので、より一層気を引き締めて連勝できるようにチームでまた1週間準備していきたいと思う」

◆小島心都 (歴3)

――今日の試合を振り返って
「ここ最近の練習から相手の裏というのを徹底してやっていたので今日の試合でできたことが1番大きい。4戦勝てていなかったので、みんなで勝ちに行った試合で勝ててよかった」

――ゴールシーンを振り返って
「難しいボールを上手く足に当てることが出来たので入ってよかった」

――中断期間で心機一転できたと思うが変えたところ、心がけたこと
「駒大は走る、戦うことが大前提になってくるので強化できてよかったと思う」

――次節への意気込み
「今日勝ったのは良かったがこれから気を引き締めて2連勝、3連勝していきたい」

執筆者:岩渕隆悟?三塚結衣

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