サッカー部

DATE:2024.10.21サッカー部

劇的な逆転劇を起こすも決定的瞬間、追加点で敗北

JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 第18節?日大戦が10月19日に開催された。結果は以下の通り。

241021 1-1.jpg     241021 1-2.jpg

スコア
駒大 3-4 日大
得点者
20 分 [日]長谷川 皓哉
32 分 [日]大久保 帆人
34 分 [日]熊倉 弘達
38 分 [駒]藤田 和也
57 分 [駒]渡邉 幸汰
82 分 [駒]藤田 和也
89 分 [日]熊倉 弘達

公式戦2連敗中の駒大。
リーグ戦、第18節の相手は現在6位の日大。

試合は序盤から一進一退の攻防が続き、両チームともに譲らない姿勢を見せる。
試合が動いたのは前半20分、相手の華麗なパスワークで守備の連携を崩され先制点を許す。
さらに続く前半32分、相手に攻め込まれ、ボールを奪いきれず追加点を許し2-0に。
加えて前半34分、相手の単独のドリブルから右隅に沈められ3連続でゴールを奪われる。
なんとかして自分たちのリズムを取り戻したい駒大。前半38分、右サイドからのコーナーキックにファーサイドにいた藤田が左足で合わせ、1点を返す。
相手に流れを譲りたくない駒大は1点を返し2点ビハインドでハーフタイムへ。

逆転に向けて点差を縮めたい後半。
後半11分、渡邉がガラ空きとなったゴールに冷静に流しこみ1点差に詰め寄る。
さらに後半36分、藤田がキーパーとの一対一を冷静に決め同点に追いつくことに成功。
しかし後半43分、相手の突破を防ぎ切れず試合終了間際での失点を喫した。
最後まで懸命に戦い抜くもゴールを奪えず、3-4で試合終了。3点を返し追いつくも、勝ち越しの1点に一歩届かず無念の敗戦となった。

◆秋田浩一監督

ーー今日の試合を振り返って
「すごく残念。残念というか悔しい」

ーーこの1週間どんな準備をしてきたか
「走り負けるなということ、徹底してやって欲しいという話はしていた。難しいことはいらない、チームのために頑張る、仲間のために走るなどというのを徹底してやって欲しいと言い続けていた」

ーー3点取られてからどんな指示をしたか
「別に1点ずつやっていけば可能性はある。きついし辛いけど、頑張りなさいと指示した」

ーー終盤には同点に追いついたが、その後の試合運びについて
「疲れてしまったのは事実。どうしても下がってしまうので、誰か1人ボールに行ってくれれば、まだスピードダウンさせられたかも。シュートまではいかなかったかも。たらればになってしまうが。ボールの後ろにまだいたので、誰か下がらないでもう少し行って欲しかった」

ーー選手の気持ちの面は
「もう少し頑張ってほしい。 追いついたのでよく頑張ったと思うが。それならまだ誰でもできる。その先をやるからいい選手って言えるのだと思う」

ーー次節に向けて
「もう本当に負けられないというか、勝っても今後は相手次第になってしまう。今日勝てていればまだ可能性があった。最後まで諦めないでやりたいと思う」

◆鈴木心月(仏4)

ーー今日の試合を振り返って
「立ち上がりの3失点は、自分たちの試合の入りが良くなかったところが原因だと思っているので、ああいう失点はなくさなければいけない。残り4試合そこを突き詰めて、集中してやっていかないとやっぱり厳しいかなと思う」

ーー3点取られてからどのような声掛けをしたか
「今までも先制点を許す試合が多くて、メンタル的に落ちてしまう部分もあったが自分たちで声をかけながらやらないと、勝てる試合も落としてしまうので全員に声をかけていた。試合の終盤で自分たちの弱みが出て、勝ち点を取れない試合が続いているので強い気持ちを持ってやっていきたい」

ーー3点差を追いついた後すぐに勝ち越しを許してしまったが
「前半の3失点も、自分たちの左サイドからやられていたので、ハーフタイムで色々修正しようと声をかけた。試合終盤に入ると足が動かなくなったり、走りきれない部分があり、分かりきった自分たちの課題というものが出てしまった」

ーー次節に向けて
「最後に監督から言われた通り、自分たちが本気になってやらないと勝てないと思う。今日は先に3失点し、少しメンタル的に落ちた部分もあったが、そこも含めて強い気持ちを持って戦っていかないとダメだと思う。この1週間で考え直してやっていきたい」

◆加茂隼(営2)

ーー今日の試合を振り返って
「FWとして逆転ゴールを狙っていたので悔しい」

ーー久しぶりの出場だったが
「リーグ開幕前に大怪我をしてしまい、試合に出る機会が無かったが、久しぶりに関東リーグに戻って、アシストすることができてよかった」

ーーこの1週間どんな準備をしてきたか
「監督の言われた通りに気合いを入れて練習してきたが、試合では出来なかった」

ーー1点を追いかける状況でどのようなことを考えてピッチに入ったか
「点に絡み、ゴールを狙うことしか考えていなかった」

ーー次節に向けて
「与えられた時間で結果を残し、残留できるようにやっていきたい」

執筆者:藤井菜美

関連記事 - 「サッカー部」カテゴリーの新着記事

一覧を見る